フロンティアニュース

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2009年 盛夏2号

皆様にはますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
春の1号に引き続き盛夏2号をお届けいたします。


大容量PETボトル成形機FGBシリーズのご紹介

最近のトレンドとして大型の容器を用いた宅配の飲料水ビジネスのニュースが業界誌などで紹介されております。
もともと飲料水の悪い諸外国ではディスペンサーを用いて5ガロン(18.9リットル)のポリカーボネート(PC)製ボトルが古くから用いられておりました。
ダイレクトブロー製ボトルが主流で900gもあるしっかりしたボトルです。
日本では2~3年前から同様のビジネスが主に宅配事業者の参入により始まっております。
しかし日本市場では5ガロンサイズは大きすぎてその取り扱いも難しく最近の流れは最大3ガロン=12リットルサイズにまとまってきております。
更に世界規模で論ぜられておりますPC樹脂の衛生問題(ビスフェノールによる環境ホルモン)がクローズアップされ、容器材料もPCからPET樹脂に代わってきております。


弊社では10年前に業界初の20L容器成形用2ステージ機を開発、PET、PCなど各種の試作を積み重ねておりました。今回、その技術を刷新して非常にコンパクトで汎用性のある大型成形機を完成させました。
機種名をFGBシリーズとして1個取り機でありながら12LPETボトルでも毎時500本以上の成形能力を有する機種、及び20Lサイズのリターナブル容器で180本毎時の生産能力を有する機種を上市致しました。
この成形機は弊社の全機種同様、油圧を使用せずモーターと空圧で駆動し、更には大型容器のブロー時に排出される圧縮空気を再利用するなど省エネ、環境対応も重視した機構を備えております。
成形機のタイプとしては12L容器までのワンウェイ容器成形用としてFGB1-12L型、20Lまでのワンウェイとリターナブル容器成形用としてFGB1-20LW型の2機種を取り揃えました。
水容器に限らず多くの大型容器・工業用部品分野等に応用できる機種と考えております。
又、使用できる樹脂もPETのみならずPEN、PPなど広範囲にわたります。
よって大型ボトルから大型部品、更には今回のFGBシリーズを更に大型化させ20L以上の製品にも応用させていきたいと考えております。
2m四方のコンパクトな二軸延伸ブロー成形機が貴社のお役にたてれば幸いです。以下にFGB1-12L型を写真でご紹介いたします。


FGB1-12L全景
FGB1-12L

プリフォーム挿入部とボトル排出部
プリフォーム挿入部とボトル排出部

FGBで成形した3ガロン(12L)ボトル成形12Lボトル