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レーザー光線で成形
PETボトル成形にレーザー光を利用する低コストの製法開発

日経産業新聞記事 フロンティアは28日信州大学繊維学部の大越豊助教授とレーザー光線を使ったペットボトル成形技術を共同開発したと発表した。ボトルの耐熱性を高める熱処理にレーザー光線を利用することで、従来のヒーターを利用したボトル製法に比べ生産コストを2割削減、生産効率を3~4割改善できるという。

 フロンティアのボトル成形技術と、大越助教授がポリエステル繊維向けに研究するレーザー光線による熱処理技術を組み合わせた。今年度中に新技術を導入した成形機の商品化を目指す。

結晶化サンプル 茶飲料などを高温充填する際はボトルの耐熱性が必要なため、従来はヒーターで飲み口を20秒前後170℃程度まで加熱して結晶化していたという。新技術では炭酸ガスレーザー光線による加熱で飲み口を短時間に結晶化する。

 ボトル側面にリング状のくぼみも簡単につけられる。従来は金型の形状でくぼみをつけていたが、新技術ではボトル成形後にレーザー光線をあてて、くぼみをつける。金型制作費を抑制しながら新型ボトルを商品化できる。

日経産業新聞 2004年6月29日