BIO Series
加熱にロータリー方式を採用し連続加熱、ブローはリニア方式を採用し両者の長所を取入れた成形機です。
用途:
飲料容器、調味料容器
可能材料:
PET、PP、PEN
機種 | キャビティ数 | 製品最大容量 | 製品最大口径 |
---|---|---|---|
BIO-F2 | 2 | 3L | |
BIO-F4 | 4 | 1.25L | 38mm |
BIO-F4L | 4 | 2.5L | |
BIO-F4LL | 4 | 5L | |
BIO-F4LN | 4 | 2L | 60mm |
BIO-F4LT | 4 | 2.5L | |
BIO-F6・F6H | 6 | 1L | |
BIO-F6L | 6 | 2.5L | |
BIO-F6HS | 6 | 1L |
BIO-F2 / BIO-F2L
3Lまでの容器を2個取り成形が出来ます。
油圧レス成形機で偏荷重が全く発生しないバランス機構を各所に取入れ高速成形を可能にしております。
F2型はキャビティ間ピッチが140mm、F2L型は175mmです。
プリフォーム加熱ゾーンは3ゾーンと5ゾーンの選択が出来ます。
BIO-F4
1.25Lまでの容器を4個取り成形が出来ます。
プリフォームは62.5mmピッチの連続加熱で5加熱ゾーンを通過してブロー型に移行されます。
ブロー型手前で100mmピッチに変換される機構はBIOシリーズ用に開発された新機構です。
オプションで2個取り成形機能も付加できます。広口対応機も用意しておりますが容器最大胴径は85mmとなります。
ブロー型の交換時間は平均30~50分です。
BIO-F4L / BIO-F4LL
2.5Lまでの容器を4個取り成形が出来ます。
2Lを超す大型容器の4個取り成形をとの市場のご要望に応えた成形機です。
BIO-F4型機の100mmピッチを140mmに拡張し、更にF4LL型は175mmにキャビ間ピッチを拡大しています。
よってF4LL型はPLの位置にもよりますが5L の4個取り成形も可能です。
プリフォーム加熱は7段5ゾーン、均熱化ゾーンを含む2ポジションですから幅広い温度設定が可能です。
BIO-F4LT
2.5Lまでの取手(ハンドル)付容器を4個取り成形が出来ます。
成形機に組み込まれました特殊容器専用空圧回路とシーケンス制御で、ブロー成形時に取手装着用精密凹状ブロー成形を可能にしました。
もちろん取手インサート成形も可能です。
正確にブロー成形されたボトルは成形機に連結された全自動取手組込機に移動し、まずボトルのリークテストを行います。
次に取手がボトルにインサートされ完全装着、自動確認されコンベア上に送り出されます。
F4L型機と同様キャビピッチは140mmで最大2.5Lの取手付ボトルが3,000本/時間成形が出来ます。
BIO-F6 / BIO-F6L / BIO-F6H
BIOシリーズの中小型容器に特化した成形機です。
F6及びF6H型は最大1Lまでのボトルを其々常温、高温充填用として成形できます。
他のBIOシリーズと同様、ロータリー式のプリフォーム加熱ゾーンを有し、例えば毎分50本クラスの成形スピードですと加熱可能時間は122秒と最長時間を有し各種プリフォーム、容器形状に対応しています。
BIO-F6HS
当社主力機器BIOシリーズの高速バージョン機です。
国内で最も多く納入実績をもつ2ステージ機の代表機種で、食品から清涼飲料まで幅広い用途で活躍しています。
プリフォーム挿入機構とボトルエジェクト機構、型締機構などを一新し高速駆動を実現しました。
最大1Lまでのボトル成形に対応でき、生産スピードは7,200本毎時の能力を有しています。
型交換もネックが共通の場合30分以内で完了する汎用機能を有し、高圧ブローエアを回収し機械操作用に100%再利用する省エネ機です。